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まえのにっきつぎのにっき

2003 6/21 (ぜんぺん) ; るどるどの すごい にせもの

るどだよ。
ぼくたち、今日は しゃこたんに、今年はじめての とれたてウニを 食べに行った。

そしたら その帰り道、カウボーイさんの帽子みたいな形した、小型円盤が追いかけて来る。
何だろう?

ぼくと きつねーずの円盤を追い越しぎわに、その円盤はフードを はずした。

現れたのは、一匹のくま。
そいつは いきなり言ったんだ。

「ふっ。るどくん、あいかわらずだな。
きみの惑星内円盤の そうじゅう技術、こぐまじゃあ、2番目だ!」

「の、のれど君?」
「ほんとだ。」「ほんとだ。」「のれどにーちゃんだ! わーい。」
「よ、よぉ。ちびっこたち、元気か?」

なんと、こぐまの星で小さい時から よく遊んでた、またいとこの のれど君だった。

のれど君は、毛皮の色がちょっと灰色っぽいけど、身内の中で一番ぼくに そっくりで、年頃も近いんだ。
そのせいか、やたら、ぼくと勝負したがるんだよね。今度は何かなあ。

そう思う間もあればこそ、のれど君は、勢いこんで、まくしたてた。
「やい るど、いや、悪の組織 ふっかーの幹部・R!
今日はこれから、しりべし街道スタンプラリー勝負だ!
おれさまが勝ったら、にき町のさくらんぼを、ちびっこたちの分まで、たっぷり おごらせてやる!」

え…? なんでまた…。 それに、「ふっかー」って、いったい何だ?
宇宙船の中で、へんな電波でも ぼうじゅして、何かに なりきっちゃってるのかなあ?

ぼくが「うん」とも何とも言わないうちに、のれど君は びゅいーんと飛んでっちゃった。しょうがないなあ、もう。
つづきは、またね…。

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