にっきのとっぷにもどる2003ねん 1がつ のとっぷにもどる


まえのにっきつぎのにっき

2003 1/18; さいかいの わとそんくん

るどだよ。
ぼくら今日、朝里の温泉に行ってきた。少し早めに おうちを出て、ワインギャラリーにも寄ったよ。
ぬいぬいずの 「ゆういぎ」な週末だい。 るんた♪

その帰り道だった。国道沿いの大きなリサイクルショップの上を通った時、なぜか突然、ぴぴん! と来たんだ。
それで みんなで降下して、通気口からお店の中に入りこんじゃった。

むむむ!

ぼくは なつかしい気配に みちびかれて、まっすぐ突き進んだ。
すると目の前に現れたワゴンの中に見覚えのある くまがいる。 なんと、こぐまの星の王立ふかふかアカデミーで同級生だった いとこの わとそんくんじゃないか!

「わとそんくん!」
「あれ、るどくん! 待てよ、推理させてくれ。きみも ここで売られることに なったのかい?」

「ちがうよ、よく見て。ぼくみたいに 可愛がられすぎて毛皮の へたれた くまが、お店で売れると思うかい?」
「そうか。それじゃ、なんでまた?」
「うん、ちょっと通りかかったの。 きみは?」

「ぼくは暫く宇宙を行ったり来たりしてたんだ。でも、そろそろ落ち着く下宿を見つけようと思ってね。」
「それなら ぼくらのおうちに来なよ! うちは もう ぬいぬいで いっぱいだけど、待遇は とっても いいんだよ。」
「うん。」

わーい。

こうして わとそんくんは おうちで一緒に暮らすことになったんだ。 えへ、またね〜〜。

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